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グランド・キャニオン (en:Grand Canyon)
はアメリカ合衆国アリゾナ州北部内で、コロラド川によって侵食された、多彩なけわしい峡谷である。この渓谷は数多くのバージョンの世界の七不思議に登場している。(もっとも、「世界の七不思議」の公式に認められたバージョンがあるわけではない。)ここはアメリカ合衆国内で初期の国立公園の1つである、グランド・キャニオン国立公園内部に多くが含まれている。1979年には、世界遺産に登録された。
地理
グランドキャニオンの起源は今から7000万年前、この一帯を含む広い地域が地球の地殻運動により、'カイバブ・アップリフト'とよばれる隆起を形成したことに始まる。
約4000万年前、雨水を集め、流れ出るコロラド川による侵食が始まる。峡谷は500万年前にほぼその全容を現し、現在見られるような峡谷になったのは、約200万年前である。そして今もなお、侵食は続いており、最古でおよそ20億年前の地層を侵食していると言われている。
グランドキャニオンは平均深度およそ1200m、長さ446km、幅6km~29kmに及ぶ。最深地点は1800m。
降雨量はサウス・リム (South Rim)
で年間380mm、最深部では年間200mmとなっている。 |
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歴史
10,500年前には人類がいたと思われ、ネイティブ・アメリカンは少なくとも4000年前にこの地域に住んでいた。
ヨーロッパ人では1540年9月、スペイン領だったこの地域をコンキスタドール、フランシスコ・バスケス・デ・コロナドの命を受けて、金を探していた軍人ガルシア・ロペス・デ・カルデナス
(García López de Cárdenas)
とその一隊が探検した。3分の1程サウス・リムを下り、水が無くなったために上に戻った。先住のホピ族が金は出ないことを教えたために、彼らは去り、それ以降ヨーロッパ人からは忘れ去られていた。
1869年、アメリカ軍人ジョン・ウェズレー・パウエル (John Wesely
Powell)
がスペイン領だったこの地域の調査(最初の科学的な調査)のために訪れた。
動植物
国立公園内には1500種以上の植物、355種の鳥類、89種の哺乳類、47種の爬虫類、9種の両生類、17種もの魚類が確認されている。
交通
ノース・リム (North Rim) とサウス・リム (South Rim)
があり、サウス・リムはネバダ州ラスベガスもしくはアリゾナ州フェニックスから車で約5時間の距離にある。
ラスベガスからは飛行機で遊覧飛行しながら行くことも出来て、飛行機やバスを使ったツアーもある。
ラスベガスからはシーニック航空が唯一定期便を運行している。
グランド・キャニオン鉄道
アリゾナ州ウィリアムズからグランド・キャニオン鉄道が毎日運行されている
運賃:60ー155ドル(大人)
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1800年代、探鉱者が多く集まった、アニタ鉱山(ウィリアムから45km北)からの運搬用に作られた
- 1899年、源鉱が予想ほど採掘されなかった為、資金難に陥る
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1901年9月17日、サンタフェ鉄道が買い取り、グランド・キャニオンまでの軌道を設置、乗客鉄道として開通
- 1968年、自動車の普及により、利用者数が減少、サービスの停止
- 1989年9月17日、運行再開
利用した著名人
セオドア・ルーズベルト、フランクリン・ルーズベルト、アイゼンハワー、ビル・ゲイツなど
観光
1919年にアメリカの国立公園として指定され、1979年には世界遺産にも登録されたグランドキャニオンは、年間を通してアメリカ人はもとより全世界から多くの観光客が訪れる。その数およそ年間400万人。
グランドキャニオンにはサウスリムとノースリムがあるが、観光の中心となるのはサウスリムで、大部分の観光客が訪れる。観光地周辺は標高2,000
メートル級の高地で、年間を通じて開園されている。ノースリムは標高が2,500メートルほどで、積雪のため冬期は閉鎖される。
サウスリムには、6ヶ所の宿泊施設、ギフトショップ、銀行、郵便局、スーパーマーケット、ビジターセンター、鉄道の駅がある。また、園内を巡回する無料のシャトルバスも3路線走っており、滞在者にとっては便利な足となっている。
対してノースリムは、1ヶ所の宿泊施設しかなく、無料のシャトルバスなどもない。ノースリムが開園している時期(5月~10月頃)には、サウスリムとノースリムを結ぶバスが1日1往復している(有料)。
グランドキャニオンへの観光客は、車を使い陸路で来るか、外国や遠方からの観光客は主にラスベガスから飛行機やバスを使ったツアーに参加するのが一般的である。ラスベガスからグランドキャニオンまでは、陸路で約5時間。飛行機では約1時間で行くことが出来る。飛行機を使ったツアーとしては、日本の皇太子も利用したというシーニック航空が老舗で有名。
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