|
コロラド州 (Colorado
CO)は、アメリカ合衆国西部にある州。北側はワイオミング州に接し、北東はネブラスカ州、東側はカンザス州、南側はニューメキシコ州とオクラホマ州に、西側はユタ州に接している。州の南北にはロッキー山脈が貫いており、州全体の平均標高が全米で一番高い、山岳地帯の州である。
州の東の方はグレートプレーンズ(大平原)である。
州都および最大都市は、ロッキー山脈の東側にあるデンバー市。
|
州の名前は「赤みをおびた」を意味するスペイン語に由来する。
歴史
コロラド州の東側の部分は1803年のルイジアナ買収のときに、西側の部分は1848年のメキシコからの割譲によってアメリカ合衆国に編入された。1859年(w:Fifty-Niner)のコロラドゴールドラッシュでは、初期の採掘ブームがすぎると多くの町がゴーストタウンとなったが、デンバー地域に多くの移住者を呼んだ。1861年2月28日コロラド自治領(準州)がアメリカ合衆国領土として成立、1876年にコロラド州が成立した。 |
|
|
コロラドの女性に選挙権を与えられるようになったのは、1893年11月7日からである。
地理
コロラド州は緯線と経線のみで囲まれている(州境線がすべて緯線か経線になっている)州で(このような州は、他にワイオミング州とユタ州がある)、北緯37度から41度まで、西経102度から109度までの範囲を占めている。南西端の北緯37度及び西経109度では、アリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州とコロラド州が1点で接しており、そこはフォー・コーナーズと呼ばれている。
ロッキーのフロント山脈(Front
Range)より東に広がる平原は、グレートプレーンズの一部となっており、海抜は1,000
から 2,000
mである。東側でカンザス州及びネブラスカ州と隣接している。この平原にはまばらに人が住んでいるのみで、そのほとんどはSouth
Platte川、アーカンザス川、I-70
道路沿いに定住している。雨量は年平均約15インチ (380 mm)
と不足気味である。いくつか潅漑した農場はあるが、農地の多くが乾燥農場(dryland
farming)または牧場として使われている。秋まき麦(Winter
wheat)がこの地域の典型的な作物であり、ほとんどの町にWater
towerやGrain elevatorがそびえ立っている。
主要な都市は、フロント山脈のすぐ東のI-25道路沿いにある。コロラド州の大部分の住民はこの都市化の進んだ一帯に暮らしている。
フロント山脈の西部に大西洋側と太平洋側とを分ける分水嶺(Continental
Divideが位置している。それより西はWestern
Slopeと呼ばれ、この一帯のの水はコロラド川を経て太平洋へ流れ込んでいる。
ロッキー山脈の奥地には、大きな谷や高く広々とした盆地がいくつもある。北には、Continental
Divide の東側にNorth Parkがある。この North Park
からは、North
Platte川が北のワイオミング州に向かって流れる。そのすぐ南は、Middle
Parkであるが、ここはContinental Divide
の西側になっていて、ここからはコロラド川が流れている。South
ParkはSouth Platte River
の水源である。さらに南に行くと、San Luis
Valleyがある。ここはリオ・グランデ川の源流で、リオ・グランデ川は、ここからニューメキシコ州へ流れている。San
Luis Valley からSangre de Cristo
Rangeを隔ててその西には、Wet Mountain
Valleyがある。このような盆地、特にSan Luis Valleyは、Rio
Grande地溝とそのブランチに沿って点在している。
コロラド州内のロッキー山脈は14,000 フィート (4270 m)
以上の高さの山が54もあり、Fourteenerとして知られる。コロラド州では、南部で海抜約12,000
フィート (4,000 m)、北部で海抜約10,500 フィート (3,200
m)の高さまでは、針葉樹 やaspen
などの樹木が生えている(これより高地では高山植物しか育たない)。ロッキー山脈では冬季は雪に覆われるが、ほとんどの雪は8月中旬までに溶けてしまい、小さな氷河が多少残る程度である。南西部のSan
Juan MountainsからFront
Rangeのボルダーやセントラルシティ(Central
City)まで伸びているColorado Mineral
Beltは、かつての金銀採掘が行われていた地域に重なっている。
人口動勢
州都及び最大都市はデンバーである。デンバー-オローラ都市圏には、コロラド州の人口の半分以上(430万人のうちの250万人)が居住している。
2005年現在、コロラド州の推定人口は4,665,177人で、前年より1.4%、63,356人の増加、2000年より8.4%、
363,162人の増加であった。この中には、自然増205,321人
(出生353,091人、死亡147,770人)
と、転入出に伴う増加159,957人
(アメリカ合衆国外からの転入超過112,217人、合衆国内部からの転入超過47,740人)が含まれている。
2004年版概算によると、コロラド州の人口は2030年に7,150,000人へ増加するだろうと予測されている[1]。最も大きく増加するのは、Front
Range沿いの特にDenver-Aurora 大都市圏だと予測される。
2004年現在、144,000人 (州人口の3.1%)
の不法在留外国人を含む、441,000人 (人口の9.7%)
の外国生まれがこの州内で暮らしている。
経済
2003年の総州生産高のアメリカ合衆国経済分析局概算は1,870億米ドルであった。2003年の一人当たりの収入は合衆国内で8番目に位置する、34,561米ドルであった。2004年の一人当たりの収入を参照するためのコロラド州の基本的な比較表
[2]。コロラド州の経済は農業開発に灌漑を行った19世紀中ごろを基礎にして広がり、19世紀後半、飼育している家畜が重要となった。初期の産業は系統を基礎とし鉱物及び農業生産品が発達した。現在、農業生産品は牛、小麦、乳製品、トウモロコシ、及び干し草である。
20世紀後半、産業及びサービス業は大きく拡大した。コロラド州の経済は多様であり科学研究及びハイテク産業が集中した事で有名である。他の産業は食品加工(food
processing)、輸送設備、機械、化学製品、金及びモリブデンのような鉱物、及び観光業が含まれる。デンバーは重要な金融センターである。
コロラド州の所得税(income
tax)率は収入の程度にかかわらず連邦所得税の4.63%と均一になっている。コロラド州の消費税(sales
tax)は小売り販売で2.9%である。年間を通してコロラド州に住む住民は州所得税還付で払いすぎた消費税の返還を申請できる。多くの郡及び都市は州税率を基本にした独自の税率を課している。一定の郡及び特別区域税が適用される。最も一般的な特別区域税は:
- 地方輸送区域(RTD)、デンバー、ボルダー、ジェファーソンの各郡及びアダムズ、Arapahoe、ブルームフィールド及びダグラス地域で適用。
- 文化設備区域(CD)
- フットボール競技場区域(FD または FTBL)、課税してもよいと有権者によって認められた並びにデンバー・ブロンコズの競技場の建設補助
-
ローカル改善区域(LID)、ジェファーソン南東部及びボルダー郡地域に指定されている。
- 地方輸送地域(RTA)、Basalt、Carbondale、グレンウッドスプリングス、Gunnison
郡内で多様な税率で課税されている。
不動産及び個人事業所有地はコロラド州内で課税対象となっている。コロラド州の免除されているシニア所有地税は2003年にコロラド州議会によって一時的に停止された。この停止された税金は2007年に支払われるよう、2006年に評価を行う予定になっている。
|