ペンシルバニア州 (Pennsylvania)
は、アメリカ合衆国東部の州。米国の州は state
と呼ばれているが、ケンタッキー州、マサチューセッツ州、バージニア州にペンシルバニア州を加えた4州については、州として公式に
commonwealth
が使用されている。地質時代の区分の一つであるペンシルバニア紀(石炭紀の一部)は、ペンシルバニア州にちなんで付けられた名前である。ペンシルバニア州は「礎石の州」(Keystone
State)とも呼ばれている。
横長の州で、西にはピッツバーグ市、東にはフィラデルフィア市がある。Pennsylvaniaのsylvaniaはラテン語の森から取ったもので、実際自然が豊富である。
ヨーロッパ人として最初にペンシルバニアに入ってきたのはスウェーデンやオランダの入植者であったが、ペンシルバニアと命名したのは、チャールズ2世である。クエーカーでイギリス人のウィリアム・ペンがSylvaniaと名付けたものをウィリアム・ペンの父ウィリアム・ペン卿に敬意を表して改称した。ペンシルバニア州には、自由の鐘や独立記念館で有名なフィラデルフィア市と、重要な河港を持つピッツバーグ市の、2つの主要都市がある。 |
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ペンシルバニア州はアメリカ合衆国において最も歴史のある州の一つである。フィラデルフィアはアメリカ合衆国発祥の地と呼ばれることもある。フィラデルフィアでは、独立宣言や合衆国憲法が立案された場所でもある。ゲティスバーグは南北戦争の激戦地であり、今も多数の大砲が保存されている古戦場跡として有名であり、ブリンマーはフィラデルフィア郊外の閑静な住宅街として全米でもよく知られる。ポコノ山脈やデラウェア・ウォーター峡谷は保養地として有名である。
地理
ペンシルバニア州は北東部の州と南部の州、大西洋岸と中西部を結ぶ地点にあることから、キーストーン・ステートと呼ばれている。北側及び北東側はニューヨーク州に隣接しており、東側はデラウェア川をはさんでニュージャージー州に隣接している。南側はデラウェア州、メリーランド州、ウェストバージニア州に隣接しており、西側はオハイオ州、北西側はエリー湖に隣接している。ペンシルバニア州を流れるデラウェア川、サスケハナ川、モノンガヒラ川、アレゲーニー川、オハイオ川はアメリカ合衆国の主要な河川である。州都はハリスバーグ市である。
ペンシルバニア州は北部から南部へ180 マイル (290 km)
及び東部から西部へ310 マイル (500 km)
程である。総面積は44,817 平方マイル (119,283
km²)、水域の739,200 エーカー (2,990 km²)
である。アメリカ合衆国内で33番目に大きな州となっている。海抜3,213
フィート (979 m) の最高地点はMount
Davisである。最低地点はデラウェア川の海面上である。ペンシルバニア州は東部標準時内に位置している。
人口動勢
2006年現在、ペンシルバニア州は前年より35,273人増加し、2000年より159,567人増加した、人口12,440,621人と概算された。アメリカ合衆国外からの移住は126,007人増加する事となり、合衆国内部の移住者は27,718人減少する事になる。2006年、ペンシルバニア州の5.00%は外国生まれである(621,480人)。
ペンシルバニア州は合衆国内でアジア系及びヒスパニック系人口の増加が早く最大な州の1つと成っている。アジア系移民の多くはインド人、中国人、韓国人、フィリピン人、ベトナム人、及びアラブ人である。ヒスパニック系住民はメキシコ人、プエルトリコ人、グアテマラ人、ドミニカ人、及びキューバ人移民の多くから成っている。西インド諸島系の人々は主にハイチ人及びジャマイカ人がたいへん早く増加している。ピッツバーグ市の、特に東部に少ない数のソマリ人が暮らしている。
1970年代から1980年代の間、ペンシルバニア州はゆるやかな増加であった。1990年代から2000年代に入ると、他の州
(移住民)
から多くの人々がペンシルバニア州に移動し始めた。また、外国移民は第二次大戦以来初めて取り上げられた。
人種及び祖先
この州の人種的な構成は:
- 84.1% 白人
- 10.0% 黒人
- 3.2% ヒスパニック
- 1.8% アジア
- 0.1% 先住民
- 1.2% 混血
ペンシルバニア州内で5つの最大な祖先グループは:ドイツ系
(25.4%)、アイルランド系 (16.1%)、イタリア系
(11.5%)、アフリカン・アメリカン (10%)、イギリス系 (7.9%)。
ドイツ系祖先のペンシルバニア州民はフェラデルフィア以外のこの州の多くの地域に住んでいる。ペンシルバニア州北東部はニューヨーク州境界付近にイギリス系祖先の住民が暮らしていてScranton
地域内に多くのポーランド系アメリカ人が住んでいる。フィラデルフィアは黒人の大多数が暮らしていて少ない黒人住民がピッツバーグ及びハリスバーグに住んでいる。
ペンシルバニア州の人口の5.9%は5歳以下、23.8%が18歳以下と報告され15.6%は65歳以上である。女性は人口のおおよそ51.7%である。
宗教
ペンシルバニア州の住民の現在の宗教的関係は:
- キリスト教 – 83%
- プロテスタント – 55%
- メソジスト – 10%
- バプテスト – 10%
- ルーテル教会 – 9%
- 長老派教会 – 5%
- w:United Church of
Christ – 2%
- アーミッシュ/Pietist – 1%
- 他のプロテスタントまたは一般的なプロテスタント
– 18%
- ローマ・カトリック – 27%
- 他のキリスト教 – 1%
- ユダヤ教 (唯一宗教的) – 2%
- 他の宗教 – 2%
- 無宗教 – 13%
経済
ペンシルバニア州の2004年の州総生産は1999年(現在の米ドル)の3,830億米ドルから増加した、4,680億米ドル[2]であった。これは合衆国内で6番目にペンシルバニア州が位置する事となる。もし、ペンシルバニア州が独立した国であれば、この州の経済はベルギーの前、オランダに続いて、17番目に位置する事となる。2003年の一人当たりの収入は1999年の19位と比較すると、合衆国内で16番目に位置する31,988
米ドルであった。農業生産品は乳製品、鳥肉、牛、苗床、キノコ、豚、及び干し草である。工業生産品は食品加工、化学製品、機械及び電気設備である。旅行業は合衆国内で最も訪れた州の7番目、159億米ドルの収入で7番目に位置しているほど、州内でたいへん大きな産業である。カリフォルニア州、フロリダ州、ニューヨーク州、テキサス州、イリノイ州、及びネバダ州がペンシルバニア州より上位に位置している。
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