ロードアイランド州(ロードアイランドしゅう)は、アメリカ合衆国東北部、ニューイングランド地方にある州。
独立時の13州の1つ。全米50州の中で最小の州であり、Little Rhody(リトル・ローディー)という愛称を持つ。もっとも、より一般的な愛称は、地形的な理由、すなわち、州内の陸地の奥深くまでナラガンセット湾が入り込んでいることから、観光用パンフレットでよく使われる
The Ocean State
であり、これは自動車のナンバープレートにも記されている。
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公式名称は、全米で最も長い State of Rhode
Island and Providence
Plantations
である。日本語訳すると、「ロードアイランド及びプロビデンス・プランテーション州」となる。プランテーションを「植民地」や「農園」などと訳す人はいるが、ロードアイランドの方を「ロード島」と訳す人は見かけない。ロードアイランドは、ナラガンセット湾の島で、現在はニューポート郡に属する。プロビデンス・プランテーションは、ロードアイランド州の起源となった植民地集落の名で、ここを中心に、ロードアイランドなどの周辺地域に農地を広げていった。
歴史 |
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1636年1月、イギリス国教会およびアメリカ・インディアンの土地の強奪に対する強烈な批判を行ったためマサチューセッツ湾植民地を追放されたロジャー・ウィリアムズと4人の信奉者が、ナラガンセット湾の北部沿岸の土地をアメリカ・インディアンから購入して、集落を作った。ウィリアムズは、ここをバプテスト開拓者のための宗教的自由の地と宣言し、プロヴィデンス(神の摂理)と名付けた。
ロジャー・ウィリアムズが去ったマサチューセッツ湾植民地では、今度は、アン・ハッチンソンという女性が、反律法主義の立場から聖職者たちの地位を否定する信仰を説き、多くの民衆の心を掴んだため、聖職者や施政者から危険視され、ついには1638年3月に追放された。彼女は夫と数人の弟子と共に、プロヴィデンスへ向かったが、彼女の信仰は受け入れられず、ロードアイランドへ渡り、現在のポーツマス町を設立した。
その後、プロビデンスのロジャー・ウィリアムズらは、バプテストだけに限らず、広く信教の自由を認めるようになり、クエーカー教徒、ユダヤ人、カトリック教徒などを受け入れ、完全な信教の自由を保障する唯一の植民地として発展した。
1652年5月18日、北アメリカで最初に、奴隷を禁止する法律を制定した。
1663年7月8日、イギリス国王チャールズ2世は、ジョン・クラークに対して、4つの植民地を統合した「ロードアイランド及びプロビデンス植民地」の勅許状を与えた。
1776年5月に独立を宣言し、同年7月、13植民地合同で独立を宣言した。
中央集権化に反対するロードアイランドは、1787年の合衆国憲法制定会議をボイコットした。合衆国成立後も憲法の批准をためらっていたが、連邦からは外国と宣告され、他州との交易品に関税が課せられることの危機感から、1790年5月29日に批准した。
地理
ロードアイランド州はマサチューセッツ州と北及び東に接し、コネチカット州と西を接し、南はロードアイランド・サウンド(ロードアイランド海峡、w:Rhode
Island
Sound)及び大西洋に接している。ここはニューヨーク州との境界を水上で共有している。南から北へ州内に大きく食い込んだナラガンセット湾(Narragansett
Bay)はこの州の地形の主要な特徴である。ビーチが有名なブロック島は、本土の南部海岸からおおよそ12マイル
(19 km)
離れた、ロードアイランド・サウンドをはさんだ所にあり外海に面している。
ナラガンセット湾内部に、多くの市町村がある30以上の島が点在する。最大の島はニューポート、ミドルタウン、及び
ポーツマスの自治体によって共有された、アクイドネック島(別名ロードアイランド、
Aquidneck Island
)である。この湾内の主な大きな島はアクイドネック島とコナニカット島(Conanicut
Island)、プルーデンス島(Prudence
Island)の三つであり、ほかにホープ島(Hope)、及びディスペア島(Despair)などがある。
ロードアイランド州は北部植民地 (別名 "ニューイングランド" 植民地)
の1つである。
人口動勢
ロードアイランド州の人口重心(Center of
population)はクランストン市がある、プロビデンス郡となっている[1]。
2005年現在、アメリカ合衆国統計局によると、ロードアイランド州は前年より3,727人、または0.3%増加し、2000年より27,870
人、または2.7%増加した、人口1,076,189人と概算された。これは15,220人(出生66,973人、死亡51,753人)と前回の国勢調査からの自然増並びに州内への移住者14,001人の増加が含まれている。アメリカ合衆国外からの移住は18,965人増加する事となり、合衆国内部の移住者は4,964人増加する事になる。
この州の人種的関係は:
- 81.9% 白人
- 8.7% ヒスパニック
- 4.5% アフリカン・アメリカン
- 2.3% アジア
- 0.5% 先住民
- 2.7% 混血
ロードアイランド州内の5つの大きな祖先グループは:イタリア系
(19%)、アイルランド系 (18.4%)、イギリス系 (12%)、フランス系
(10.9%)、ポルトガル系 (8.7%)。
ロードアイランド州の人口の6.1%は5歳以下、18歳以下が23.6%と報告され、14.5%は65歳以上である。女性は人口のおおよそ52%である。
ロードアイランド州はイタリア系アメリカ人 (プロビデンス市に集中する)
の比率が高くこの国の中で他の州よりもポルトガル系祖先 (ブリストル郡で目立つ)
のアメリカ人の比率が高くなっている。フランス系カナダ人はアイルランド系アメリカ人がニューポート及びケント郡に最大に存在するのに対してプロビデンス郡北部の一部で最大である。イギリス系祖先はこの州内に同じように、特にワシントン郡内に存在している。
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